| 田植え[たうえ] 【超現場用語 た行】 |
| 2008.02.07.Thu / 21:37 |
| 田植え【たうえ】 主に木構造の建物の基礎工事のときに使われる言葉です。 木造の場合、基礎の立上り部にアンカーボルトと呼ばれる、ねじ径 M12、長さが400mm〜450mmのボルトを入れます。これは基礎の天端に 土台をしっかりと固定するための重要なボルトです。 ※他にM16、長さ600mm〜900mmのホールダウン用のアンカーボルト もあります。 どうやって入れるかというと、立ち上がりのコンクリートを打設 (だせつ:コンクリートを流し込むこと)する前に決められた位置に セットしておき、本数・位置などをチェックした後に生コンを流し 込み、コンクリートと一体化させます。 この事前のアンカーボルトのセッティングを省略し、生コン打設後に アンカーボルトをセットすることを「田植え」と言います。 一本一本打ちたての柔らかい生コンに手で差していくのを、田んぼの 田植えに例えて、こう呼ばれるようになったのでしょうね。 昔はこの手法はよく見ました。私自身、この仕事をしだした頃は田植え をやったこともあります。でも最近はあまりしないようですね。実際、 私もここ10年くらいは100%先行セットをしています。 先行セットのメリットとしては、先行セット時と打設完了時との2度 チェックすることになり、入れ忘れの可能性が少なくなるというのが 一番でしょう。生コン打設時はけっこうバタバタしていますので、ミス することもあると思います。 あと、田植えだと生コンが柔らかいうちはいいですが、夏場などは硬化が 速いため、入れ忘れに途中で気付いてもアンカーボルトが入らないという ことも考えられます。それと、田植えの場合、アンカーボルトの先端が フック状になっているため、押し込む際に生コン内に空気を取り込み アンカーボルト周辺に空隙(くうげき:隙間・空間)が出来る可能性 があり、強度上の不安もあります。 上記理由から先行セットが最近では主流になっているようです。 ただし、先行セットはすごく大変です(笑) 鉄筋に結束線と呼ばれる細い針金で縛りつけていくのですが、アンカー ボルトの表面がつるつるしているため、縛りつけている途中で下に すとーんと落ちたり、また、最近は数がめちゃくちゃ多くなってます ので大きな物件だと、それだけで2人で半日くらいかかったりすること もあります。 先行セットは今では常識と言えるのですが、正直現場ではとても骨の 折れる作業だということは知っておいてもらいたいです(笑) |
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立ち寄りました(^^)のでカキコしました。
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